全力であなたの頭を守ってくれる上に、軽さもデザインもS級ヘルメットなPOCのOCTAL
投稿日：2016年05月11日
投稿者:いね
お値段は少しばかり高くつきますがね。
POC。スウェーデン発のサイクルウェア、スノーウェアを中心に展開しているメーカーさんです。北欧らしい洗練された美しいデザイン、かつ機能性も申し分ないということで日本でも大人気ですが、もともと流通量が少ないことでも有名。入荷しては瞬殺、そして入荷待ち、入荷しては売れ・・・という当店でも売れっ子メーカーなわけですが、今回は特に評判の高いヘルメット「Octal」のご紹介。
驚くべき軽さ。
Mサイズで195g（メーカー公称値）。現在市販されているヘルメットの中でも最軽量クラスなのではないでしょうか。
私が使用しているヘルメットは260gほどですが、手に取るとその違いがしっかり分かります。更に被って頭を動かしてみるとその差は歴然。今まではライド中は走ることに集中していてヘルメットの重量は気にならなかったのですが、ここまで軽いと自分のへルメットを窓から放り投げたくなるレベル。ヘルメットを被っているというよりも帽子を被っている感覚に近いです。フィット感も申し分なし。
少しでも重量を削りたいストイックなライダーやヘルメットが重くて首がこる、なんて人におすすめかもしれません。ちなみに実測でも198gと誤差の範囲内。
美しくも大胆なシルエット
他メーカーとはひと味違う美しいデザインが見た目にも印象的ですよね。そしてスロット形状に配置された通気口がoctalを語る上で一番の重要なポイントになっていて、この大型の通気口により効率のいいエアフローを実現させています。夏場や湿度の高いシーンなど、あらゆるコンディションで長時間着用していても頭部を快適に保つことが可能。これでライドに集中することができますね。
また、この大型の穴が軽量化にも貢献しているんです。更に付け加えるとEPS（強化発泡スチロール）の厚みと密度を部分部分で最適化するという細かい工夫の積み重ねで200gという夢の様な重量を実現させています。
これだけ軽いと安全性は大丈夫なの？という心配されるかもしれませんが、そこはご安心を。特徴的なシルエットである全体を包み込むユニボディシェルは、殻の役割を果たし、ヘルメットの安全性をしっかり確保してくれます。
それからJCF公認。抑えるべきところはしっかり抑えてます。そもそもPOCの製品開発にあたっては「全力でアスリートを重大事故から守る」という設計ポリシーが根柢にあるので、安全性に関しては信頼できそうです。
街にもレースにも映えるカラーリング
カラーは全部で5色展開。これが良い配色なんです。下はネイビー・ブラック。
ヘルメットにありがちなトゲトゲしさが無く、丸みを帯びたシャープなシルエットなので見た目の収まりがグッド。変に差し色が入ってないのも好印象。これならどんな服とも喧嘩することなくマッチしてくれるはず。タウンユースで使用しても全然許容範囲内だと思いますよ。むしろ個人的にはつば付きのヘルメットよりもこっちの方が好み。中にサイクルキャップを仕込んでつばチラ見せスタイルにすればによりカジュアルに。普段着と合わせてもカッコいいと思います。
街乗りには少しばかりハイスペックすぎる気がしますが、いつもとは違うリッチな気分で街を流せるかもしれません。
もちろんサイクルウェアに合う発色のいいカラーもちゃんと用意されていますよ。こちらはガーミンブルー。ガーミン・シャープの選手が使用していたので見たことある方もいるのでは？主張しすぎない爽やかなブルーがいい感じ。
それからキャノンデールグリーン。こちらは中のEPSが白でちょっと無邪気な感じ。他にもピンクやホワイト（各種S、M、L）もラインアップされているので、女性にもおすすめ。
装着するだけでブーストしてくれそうな背面の超大型換気口。これだけでいつもより数倍速く走れてしまいそう。
本気で走る人のためにこんな機能も。サングラスの滑リドメ。しっかり機能してくれます。
交換用のインナーパッドも最初から付属されています。ちなみにこのパッド、つけるだけで体温を下げてくれるハイテク素材が使われているんです。こういうささやかな配慮、憎いですねえ。
まとめ
デザイン、重量、機能性。どれをとっても隙のないヘルメット「Octal」気に入っていただけましたでしょうか。問題はお値段でしょうか。ヘルメットはウェアなどと違って毎回同じもの使うことになりますから、ここはお財布の紐を緩めてとびっきりいいモノ買っちゃいましょう！
肝要のキノコ感ですが、正直これは試着して確認してくださいとしか・・・現在お店にネイビー・ブラック、ガーミンブルー、ホワイトの3色ありますので気になる方はお店でご試着ください。ウェブショップでご購入の場合は送料無料でお届けします。
