Oiベル、ファーストインプレッション。
投稿日:2016年11月1日
投稿者:いね
【2016/11/14追記】SMALL入荷しました。ご注文はこちら。
【お知らせ】LARGE初回入荷分完売しました。
遅れにおくれて、10月下旬。ようやく入ってきましたKnogのOIベル。クラウドファンディングのKickStarterから始まったこのプロダクト。ベルの再発明といってくらいに革新的なフォルムは各界から注目を浴びました。そして遂に日本でも発売開始、といってもLargeサイズのみですが。近日中には小さい方も入ってくるでしょう。
ではさっそく細かいところ見ていきましょうか。
シルバー、ブラス、ブラック、クッパーの4色ですが、私がプライベート用として購入したのはシルバー。パッケージはこんな感じ。
付属品は、25.4/26.0用のシムと23.8用のゴム板。それから取付け用の六角レンチも付属しています。というかベルに工具が付属してくるなんて聞いたことない。ともかく親切な配慮です。ゴム板も裏面にシールが付いているので、扱いやすくグッド。
もちろん説明書も付属。英語ですが簡易な内容なのでイラストと合わせて見れば大方は理解できるはず。一応日本語のPDF説明書もダウンロードできますよ。
金属部分と樹脂部分は3本のスプリングで接続されています。この金属部分がうまい具合に分離されていることにより、振動を止めずにベルとしてきれいな音が出せているというわけ。この金属部分だけ見ると、頭だけ動くボブルヘッド人形みたいです。
さらに個人的に気に入ったのが、打金部分。ここにもバネが仕込まれていて、打ち付けの強弱調整が簡単にできます。大きい音も小さい音も出せるという分け。街中でベル鳴らすときって周りの目が気になる時ありますよね。そういう時に耳障りにならない程度の音量で鳴らせるというのは嬉しいポイントです。
それから下側にはドロップハンドルへの装着を考慮してアウターワイヤーを通す溝が切られています。
画像みたいにワイヤーを回避して取り付けることができるので、雑然とせず見た目にもスッキリ。既製品のベルに対して「ダサい」というイメージをもってっらしゃる方も多いと思いますが、これだったら積極的に付けたくなるレベル。
いざ、ハンドルへ
ハンドルバー径は22.2なので、Smallサイズでいこうと思っていたのですが、待ちきれなかったのでLargeサイズをクランプ部分(25.4cm)に取り付けることに。説明書には25.4 or 26.0にはシムを噛ませばOK!と書いています。
ですが、実際装着してみると僅かに隙間が・・・最終的にはカットした付属のゴム板を巻き、更にシムを噛ましてと、かなり婉曲的な装着方法になってしまいました。
一応、Largeサイズに関してはハンドルバー径に応じて
- 31.8cm→そのまま付けてね
- 26.0 or 25.4→付属のシムを取り付けてね
- 23.8cm→シム+ゴム板を取り付けてね
となっています。メーカー推奨ではありませんが、それ以外の径でもゴム板をちょうどいいサイズにカットして重ねれば付けれます。
付けてみて思ったのは、予想以上に厚みがあるということ。クランプ部分だし、シム+ゴム板を挟んでいるので仕方ないのかもしれませんが、もうちょい細身だと勝手な妄想を抱いておりました。Smallサイズだとまた印象は変わってくるでしょう。
また、締め付けトルクによって音が微妙に変わるようなので、そこは注意が必要。過度な締めつけは厳禁です。
音色の方はというと
肝心の音色はどうかというと。いや、正直デザインが申し分ないのである程度音が悪くても・・・と斜に構えていたのですが、いい意味で裏切られました。かわいいというか、優しいというか、謙虚というか、クリーンというか。ともかく素晴らしい音色。ベルの音に真剣に耳を済ませた事が無い私が言うのも何ですが、歴代ベルの中でも屈指の音色なのではないでしょうか。実際、購入されたお客様からもかなり評判がいいです。
音がいい、というのはメインの購入動機にはなりえないかもしれませんが、買おうか迷われている方の最後のひと押しにはなってくれそう。
気になる方は動画で確認を!英語ですが取付方も説明してくれてます。
まとめ
総評して、2300円とベルにしちゃ高い部類ですけど、買いです。特にロードバイクに似合うお洒落なベルを探している方はベストバイ。大きな声では言えないですが、見た目を嫌ってベルを付けられてない方もいらっしゃると思います。そういう方にとっては福音レベルのベルですよ(*´ω’*)ポッ
この形状がスタンダートにはならないと思いますが、非常に良く出来ているので他社も追随してくるでしょうね。今後が楽しみです。
- Knog「Oi」
- 価格:2,480(税込)